筑西産イチゴ「いばらキッス」原料、飲むヨーグルト発売 道の駅グランテラス

茨城新聞
2020年12月4日

筑西市産のイチゴ「いばらキッス」を原料にした「いちご味 のむヨーグルト」が、道の駅グランテラス筑西(同市川澄)で販売開始された。熟成された飲むヨーグルトと組み合わせ、いばらキッスの糖度と酸味をバランスよく味わえるよう仕上げられた。同道の駅だけで販売されるオリジナル商品で、地元振興の願いが込められている。

製造元は、ミルク工房もりや(守谷市)。同道の駅に隣接する農場「ストロベリーランド筑西」で収穫されたイチゴを使用。ボトルのパッケージは、母子島遊水地の景勝「ダイヤモンド筑波」がイメージされ、朝日でなくイチゴが筑波山頂から顔をのぞかせるデザインとなっている。

開発構想は5月ごろスタートしたという。ミルク工房もりや事業推進部の木村義雄部長(61)は「守谷市産の生乳を使った濃厚で甘みのあるヨーグルトと、酸味のあるいばらキッスをうまくマッチさせた」とアピールした。鈴木一志駅長(59)は「12月1日からイチゴ狩りも始まった」とし「期待の商品。販売を通して道の駅のイメージアップにもつなげたい」と期待を込めた。

ボトルサイズは2種類あり、価格は150ミリリットルが170円(税込み)、500ミリリットルが480円(同)。問い合わせは、同道の駅(電)0296(45)5055

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