企業や団体集いフェス 常陸太田、発酵食品の魅力PR

茨城新聞
2016年1月25日

発酵食品の魅力を知ってもらう「第1回発酵食品フェスティバルin常陸太田」が24日、常陸太田市下宮河内町の体験交流施設「かなさ笑楽校」で開かれた。発酵食品に携わる同市内の企業や団体などが一堂に集まり、足を運んだ大勢の人たちに発酵食品の素晴らしさをアピールした。

発酵食品や発酵食文化の素晴らしさを広く発信しようと、日本酒やみそ、しょうゆ、納豆など発酵食品に関連する同市内を中心とした約20の企業や団体が手を組み、昨年10月に「常陸太田発酵食品ネットワーク」を設立。魅力を伝える第1弾企画として同フェスを開催した。

メーンの物産展では参加企業・団体が自慢の逸品をPRするとともに、試食会でおいしい食べ方なども提案し、人気を呼んだ。また、手軽な手作りみそ造りを学ぶ教室をはじめ、フードアナリストの藤原浩さんの講演会、日立市出身で東京都内のレストランで総料理長を務める神保佳永さんによる簡単レシピの実演など、食べて飲んで学べる多彩な催しを満喫した。

同フェスを皮切りに今後は参加企業同士のコラボ商品の開発なども検討中といい、同ネットワークの田仲昭一代表は「常陸太田にはたくさんの発酵食品がある。その素晴らしさを再認識してもらい、世代を問わず家庭の食卓で味わってほしい」と話した。

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