貝や豚骨、自慢のスープ2種　『貝出汁ラーメン　麺屋わくや』《群馬県ちょこっとグルメ》

　都内の人気店「虎武」で修業した店主の山谷和正さん（54）が、7月に開店した。2種のスープが自慢で、一つは虎武直伝。アサリやホタテを北海道産昆布と一緒に低温で煮込んだだしを、鳥の清湯（ちんたん）と合わせた。もう一つはオリジナルで、生の豚の背ガラを長時間煮込んだ豚骨スープに、貝だしを合わせた。

人気の貝だし豚骨塩ラーメン（900円）は、オリジナルスープと製麺所に特注した“つるつるしこしこ”の麺との相性が抜群。豚骨のうまみの後に濃厚な貝だしの余韻を感じさせる。真空低温で軟らかく調理したチャーシューは豚と鳥の2種類で、異なる味と食感を楽しめるのがうれしい。卓上の黒い七味をかけるとサンショウの爽やかな香りが広がり、貝だしの風味を引き立ててくれる。

—

▽営業　11～15時、17～20時
▽定休日　水曜
▽これもお薦め　貝だし塩ラーメン（850円）