茨城県自然博物館 昆虫展10万人 東京の小1に記念品

茨城新聞
2022年9月5日

茨城県坂東市大崎の県自然博物館(横山一己館長)で開かれている第84回企画展「昆虫展-みんな集まれ!日本のむし・世界のむし!」の入場者が4日、10万人に達した。10万人目は、東京都から両親、妹の家族4人で訪れた小学1年、佐野広河君(6)。家族で記念のくす玉を割り、式典でアンモナイトの化石などを贈られた佐野君は「昆虫が大好きで、初めて来た。10万人目はうれしい」と笑った。

7月9日開幕の同展は、4億年以上にわたる昆虫の歴史解説をはじめ、国内外の昆虫標本のほか、子育てするクロオオアリなど生きた昆虫も展示、紹介している。同館によると、入場者10万人を達成し記念式典を開いた企画展は「宮沢賢治展」(2019年10月12日~20年2月2日)以来。

昆虫展の会期は19日まで。新型コロナウイルス対策のため、土日祝日は事前予約が必要。問い合わせは同館(電)0297(38)2000。