水面に浮く かれんな星 市貝・多田羅沼 スイレン見頃

下野新聞
2022年6月16日

【市貝】多田羅の多田羅沼のスイレンが見頃を迎え、純白の花が来訪者の目を楽しませている。

約2ヘクタールのため池の周辺部につややかな緑の葉が広がり、星状の花が水面に顔を出している。梅雨の晴れ間の13日には、散策や写真撮影に訪れる人の姿が時折見られた。

写真を撮りに来た壬生町大師町、庄司正子(しょうじまさこ)さん(73)は「花が多く葉もきれい。もっと宣伝していい場所」と話した。見頃は今月末ごろまでだが、7月中旬まで楽しめるという。

地元の「多田羅沼と憩いの森を守る会」の和久和夫(わくかずお)会長(78)は「沼周囲の環境をどうきれいにするかが課題」と、魅力を高めるための方策を模索している。

(問)町観光協会0285・68・3483。