桜と菜の花沿線で競演 真岡鉄道
下野新聞
2022年4月7日
真岡市東郷の真岡鉄道沿線で桜が見頃を迎え、菜の花畑とともに観光客らを楽しませている。
真岡鉄道などによると、北真岡駅から東に約800メートルの線路沿いは、写真愛好家や鉄道ファンから「桜・菜の花街道」として親しまれる定番の撮影スポット。約800本のソメイヨシノは6日に満開を迎え、1週間ほど楽しめるという。
花見に訪れた茂木町坂井、無職関愛子(せきあいこ)さん(71)は「コロナ禍の自粛で3年ぶりに来たので、余計にきれいに感じる」と満足げだった。
土日に1日2回だけ通過するSLと花々を写真に収めようと数百人が一度に訪れることもある。同鉄道は今週末、路上駐車をなくそうと初めて近くの大前(おおさき)神社の協力を得て、観光客用に同神社駐車場約100台分を利用できるようにした。