2カ月ぶり SL快走 真岡鉄道 運行再開

下野新聞
2021年3月16日

新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の再発令などで運休していた真岡鉄道のSL「C12形」が13日、下館駅(茨城県筑西市)-茂木駅間で約2カ月ぶりに運行を再開した。「いい芳賀いちご夢街道」をPRするイメージキャラクター「おとちゃん」のヘッドマークも掲示され、鉄道ファンらを喜ばせた。

雨の中、真岡駅発の下りに乗り込んだ益子町塙、会社員根岸拓未(ねぎしたくみ)さん(24)は「真岡鉄道のSLがアニメのキャラクターにもなったので、運行再開を知り久々に乗ろうと思いました」と話した。この日は上下線で計約100人が乗車し、SLは何度も汽笛を鳴らしながら芳賀路を快走した。

感染防止対策で乗客は定員の半数に限定し、乗車にはSL整理券のネット予約も必要。運行はゴールデンウイーク期間を除き5月下旬まで土日のみとなる。

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