筑波山観光案内所 外国人案内を強化 茨城・つくば、4月1日新装

茨城新聞
2022年3月31日

茨城県つくば市が運営する筑波山観光案内所が4月1日にリニューアルオープンするのを前に、26日、同市筑波の同所でオープンセレモニーが開かれた。同案内所は新型コロナウイルス感染症収束後のインバウンドを含め、筑波山観光の需要拡大を見据え、装いを新たにオープンする。

新築された案内所は、木造一部鉄筋コンクリート造り2階建て。建築面積は274平方メートルで、旧案内所の2.2倍の広さになる。1階は機械室のみで、2階に案内スペースのほか旧案内所にはなかった公衆トイレや授乳室、周辺観光事業者などが利用できる会議室を設けている。

案内スペースには、新たに英語対応スタッフや多言語通訳タブレットを配置。コロナ禍以前の年々増加傾向にあった外国人観光客の案内機能を強化する。

セレモニーには、五十嵐立青つくば市長のほか小久保貴史つくば市議会議長など関係者が出席。五十嵐市長は「つくば市の中で圧倒的な存在感を誇る筑波山の新しい観光案内所から、おもてなしとしていろいろな案内が提供できる拠点としたい」などとあいさつした。