ランタンで春節祝う 台湾台南市が寄贈 みなかみ・上毛高原駅
上毛新聞
2022年2月4日
台湾台南市と友好協定を結んでいる群馬県みなかみ町は、台湾の春節(旧正月)に合わせて、町内のJR上毛高原駅コンコースに同市から昨年贈られたランタンを飾っている=写真。
ランタンは昨年3月、日本の新型コロナウイルスの流行を心配した同市から、収束と交流再開を願って贈られ、5月にも同駅で飾られた。台南市消防局の外壁に飾られていたもので、消防車の絵などが描かれている。
町観光商工課によると、町は例年、春節の時期に町を訪れる台湾や中国からの観光客を迎えるため、駅で甘酒を振る舞っていた。
コロナの影響で振る舞いを中止し、訪日外国人旅行客も途絶えたが、町の担当者は「小さなことでも、できる交流を続けたい」と話した。ランタンは今月末まで飾られ、観光客を出迎える。
1月には町や沼田市などが贈った提灯が台南市で飾られるなど、日台間でランタンを通した交流が続いている。
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