デジタルアート体感を 茨城・結城で催し 3月から「未来の遊園地」
茨城県結城市民情報センター(同市国府町1丁目)で3月、世界的に活躍するデジタルアート集団「チームラボ」の「チームラボ★学ぶ!未来の遊園地」の公開が始まる。コロナ禍で遠足や修学旅行などの行事が減った小中学生が楽しめるようにと同市が企画した。
チームラボは芸術と科学、技術、自然との融合を目指した、さまざまな表現活動で世界的に知られ、茨城県では2016年の茨城県北芸術祭に参加し、21年3月には水戸市の偕楽園で「光の祭」を開催した。「学ぶ!未来の遊園地」は子どもの創造性を育もうと制作された教育的プロジェクトで、これまでに日本をはじめ台湾やタイ、中国、米国、インドネシアなど海外でも開催され、鑑賞者は累計1000万人を超えるという。
壁や床に現れた映像に向かって鑑賞者が協力し合って手をかざしたり、絵を掲げたりして働き掛けることで映像が変化し、作品との一体感を味わえる。「お絵かき水族館」「天才ケンケンパ」「光のボールでオーケストラ」「小人が住まうテーブル」の4作品が公開される。
会期は3月11日~4月10日まで(月曜休館、祝日と重なる場合は翌日)。時間は午前10時~午後6時。前売り券は今月11日からチケットぴあで発売が始まり、大人1200円(当日1300円)、高校生1000円(同1100円)、中学生800円(同900円)、3歳~小学生500円(同600円)。土日曜・祝日は日時指定。結城市内の小中学生は平日利用1回が無料。チケットに関する問い合わせは市民情報センター(電)0296(34)0150。