茨城・下妻市産酒米使い「金箔入り紫煌」 特産品研究開発協が新商品

茨城新聞
2022年1月5日

茨城県下妻市特産品研究開発協議会は純米酒「紫煌(しおう)」の新商品「金箔(きんぱく)入り紫煌」を限定醸造し、販売を始めた。紫煌誕生3周年記念と新型コロナウイルスの収束祈念の意味を込めた。製造は来福酒造(筑西市村田)。

同会はJA常総ひかりや下妻市、県県西農林事務所、来福酒造がプロジェクトチームをつくり、地酒開発を企画している。紫煌は同市産酒米「ひたち錦」100%や、市内のポピー畑で採取された天然酵母を使用しているのが特徴。

価格は720ミリリットル入り1485円、1800ミリリットル入り2860円。ほかに紫煌3周年を記念して、おちょこ付き生酒720ミリリットル入り1518円、升付き1800ミリリットル入り2640円も販売。市内の酒店や「道の駅しもつま」などで取り扱っている。

8日には東京・銀座の県アンテナショップ「IBARAKI sense(イバラキセンス)」で試飲販売会などを実施。市農政課の担当者は「ぜひ、年末年始に家族で金箔入り紫煌をゆっくり楽しんでください」と話している。問い合わせは同課(電)0296(44)0729。

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