物産館など魅力向上　道の駅奥久慈だいご、改修オープン

茨城県大子町池田の「道の駅奥久慈だいご」が改修され、22日にリニューアルオープンした。貸し出し自転車の専用ブースを設置し、レストランや物販・観光案内スペースを充実させ、施設の魅力を向上させた。

道の駅は1998年に開業。温泉施設も備え、人気の観光拠点となっていた。

今回改修したのは1階の物産館。昨秋、仮オープンしたレンタサイクルの拠点を充実させ、観光情報発信コーナーにモニターやイートインスペースを設けた。お土産販売コーナーは陳列を工夫し、ゆったり見られる空間を確保。レストランは内装を一新し、カウンター席も用意した。工事費は8900万円。

21日に行われた記念式典で高梨哲彦町長は「コロナ禍や水害からの復興などある中、町ににぎわいを取り戻すきっかけにしたい」とあいさつ。石井邦一県議、斎藤忠一町議会議長らとともにテープカットした。

記念企画として23日まで、町内の温泉やオートキャンプ場の宿泊券、自転車などが当たる抽選会が開かれた。