カラギ茶や泡盛、沖縄気分満喫 道の駅さかい 「国頭村市場」全面開店 

茨城新聞
2020年11月6日

国の地方創生拠点整備交付金を活用し、道の駅さかい(境町)の物産館内に8月にプレオープンしたアンテナショップ「沖縄県国頭村(くにがみそん)公設市場」が3日、グランドオープンし、橋本正裕町長や国頭村の知花靖村長らがテープカットなどで新施設のさらなる発展を誓った。

境町と国頭村の「道の駅」は、2018年に友好交流協定を締結。互いに特産品の販売や物産展を開催するなどし、親交を深めていることから村公認のアンテナショップ設置に至った。同施設では、国頭村自慢の果物やカラギ茶などを販売するほか、泡盛、猪豚(いのぶた)そば、オリオンビールなど、品ぞろえも豊富で、沖縄気分を満喫できる。

式典で橋本町長は「8月8日のプレオープン以降、売り上げも順調に伸び月平均600万円以上の売り上げとなっている。国頭村公設市場は日々進化している。国頭村と境町の縁を発展させ、沖縄県と茨城県がますます発展するような事業を展開してまいりたい」とあいさつした。

知花村長は「これまで境町の中学生や町民と国頭村の住民が親交を深めてきた。国頭村の森林には、貴重な動植物が生息し、世界自然遺産の候補地となっている。ぜひ、皆さんで国頭村を訪れてほしい」とPRした。

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