板谷波山の花瓶探そう 筑西で催し 抽選で銘柄豚、ゲーム機当たる

茨城新聞
2021年11月19日

茨城県筑西市出身の陶芸家で文化勲章受章者の板谷波山が2022年に生誕150年を迎えるのを記念し、同市観光協会(鈴木勝家会長)は宝探しのイベント「筑西財宝伝!~陶聖が残した、幻の花瓶を探せ!」を開催している。

下館駅周辺の市街地に隠された波山の「幻の花瓶」を、実際に歩き回りながら探し出すイベント。探し当てた人にはチョコレートや特製クリアファイルの参加賞が贈られるほか、銘柄豚「キングポーク」1頭分(約40キロ)、ゲーム機などが当たる抽選に応募できる。

まず参加者は、同駅や同市役所、道の駅グランテラス筑西で無料配布されている地図を入手し、3カ所の「手掛かりの地」を謎解きしながら訪れ、「宝箱」のある場所を見つけ出す。最後に「宝箱」の「宝発見のキーワード」を、ホテルニューつたや(同市乙)の発見報告所に報告する。

謎解きのヒントを得られる場所として、精肉店「ミートショップ大嶋屋」、焼きそば店「中山屋」、和菓子店「湖月庵」、和菓子店「菓子庵たちかわ」の4店舗が協力している。同市観光振興課は「皆が楽しめるイベントで、幅広い世代の人に参加してほしい」と話している。

会期は22年2月27日まで。問い合わせは同協会事務局(電)0296(20)1160。

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