ハート柄で川原湯PR 有志団体が入浴剤配布 長野原

上毛新聞
2021年11月9日

 ハート形や縁結びにちなんだ長野原町内の観光素材を掘り起こす「ハートプロジェクトながのはら」の一環で、新たに川原湯温泉をイメージしたハート柄の入浴剤パッケージが登場した。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着く中、観光客らに配って町への関心を高めてもらう狙い。

 同プロジェクトは町の魅力創出のため、町や町民有志らでつくる一般社団法人つなぐカンパニーながのはら(会長・萩原睦男町長)が今夏から実施中。新パッケージはプロジェクトのパンフレットを制作したイラストレーターの田中静さん(東吾妻町)が描いた。ハートが複数隠されている絵柄に仕上げ、プロジェクトをPRしている。

 入浴剤は既存品を活用し1袋30グラム入り。八ツ場ダム湖「八ツ場あがつま湖」の水陸両用バスや「川原湯温泉あそびの基地NOA(ノア)」の日帰り温泉・笹(ささ)湯(ゆ)、レンタサイクル利用者らに配布している。

 同法人理事の豊田香織さんは「観光客が家に持ち帰って話題にしてもらえればうれしい」と話している。