若者向けに客室一新 1日、ステイビューいかほ

上毛新聞
2021年10月30日

 伊香保温泉の素泊まり専門ホテル「ステイビューいかほ」(渋川市伊香保町伊香保)が11月1日、リニューアルオープンする。3、4階にある計6部屋の内装を若い世代向けに一新。仕事をしやすい環境を整えたワーケーションスペース(2階)の利用も提案し、仕事をしながら余暇も楽しむワーケーションの促進を図る。

 運営会社「お宿 玉樹」の関口征治社長は「若い人向けにおしゃれな内装にした」と説明。畳敷きだった3階の3部屋は全てフローリングに変えた。このうち2部屋がトリプルで、1部屋がツイン。4階の3部屋はカップル向けとし、部屋で温泉(白銀の湯)に入れるように浴室を造り替えた。

 ステイビューはビジネス客が多く、ワーケーションスペースを3月に設けた。Wi-Fiは使い放題で会議ができる場所もある。

 伊香保温泉は渋川市と連携してワーケーションの誘致に注力している。市は民間企業に対し、市内宿泊施設でのワーケーション宿泊費を助成する事業を11月1日~来年2月28日に実施する。
(奥木秀幸)