にっぽんの温泉100選 草津 17年連続1位 湯畑の街並み評価

上毛新聞
2020年1月20日

 旅行会社など旅行のプロが選ぶ全国の温泉地ランキング「第33回にっぽんの温泉100選」で、草津温泉(草津町)が17年連続で1位に輝いた。温泉の質の良さや湯畑周辺の街並みなどが評価された。

 観光業界専門紙を発行する観光経済新聞社(東京都台東区)が主催。大手・中堅旅行会社やネット旅行代理店に投票用はがきを送り、昨年7月1日~10月末に受け付けた。投票総数は2万582票だった。

 草津が1位となった要因について同社は「湯畑や湯もみなど独特の文化がある上、湯畑周辺や街並みの整備にも力を入れている」と分析した。

 2位は別府八湯(大分県)、3位は指宿(鹿児島県)、4位は有馬(兵庫県)、5位は道後(愛媛県)が続いた。

 群馬県関係では伊香保が13位、万座が24位、四万が30位、みなかみ18湯が49位に入った。首都圏からの近さなど交通の便の良さも評価された。

 同時に発表された「人気温泉旅館ホテル250選」では群馬県から19の旅館・ホテルが選ばれた。