気合入れ、心身清める 鹿島神宮「大寒みそぎ」
茨城新聞
2020年1月20日
鹿嶋市宮中の鹿島神宮(鹿島則良宮司)境内の御手洗(みたらし)池で19日、恒例の「大寒みそぎ」があり、神職と一般参加者約200人が水温12度の池に漬かる荒行に挑んだ。
参加者は頭に白鉢巻きをして男性は白ふんどし、女性は白装束に着替え、池の前で舟をこぐような動作「鳥船の行」で体を温めた。「エイッ」と気合を入れ池に肩まで漬かり、15分間ほど寒さに耐えながら大祓詞(おおはらいのことば)を読み上げ、心身を清めた。
同神宮によると県内のほか、宮城県や熊本県など遠方からの参加もあった。埼玉県志木市の根本奏太君(6)は体を震わせながらも荒行を成し遂げ、最年少記録を更新。母親の美沙さん(31)は「息子と嫌なことにも立ち向かい、達成感を味わいたかった。最後までやり切ってくれたので、何事も頑張ってくれるはず」と話した。
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