茨城県芸術祭が開幕 6部門16催事
茨城新聞
2021年10月4日
茨城県芸術祭の開会式が2日、水戸市千波町の県近代美術館で開かれ、秋を彩る祭典の幕開けを祝った。美術や音楽、芸能など6部門16催事が12月12日まで、同市を含む7市1町で繰り広げられる。主催は県、県教委、茨城文化団体連合、いばらき文化振興財団、県教育財団、茨城新聞社。
県芸術祭は、県民の文化振興を目指して1966年に始まった。56回目の今回は、昨年から続く新型コロナウイルスの影響を受け、舞台系を中心に10催事が中止となり、各催事で感染対策を徹底しながらの開催となった。
開会式で大井川和彦知事は「心から芸術を楽しむ環境を整えるよう今後も努める。(コロナ禍から)元の生活を取り戻す象徴として同祭を成功させたい」とあいさつ。人見實徳県芸術祭会長は「半世紀を超え、県民の手による芸術活動の場として役割を果たしてきた。今後も茨城の文化振興に貢献したい」と語った。続いて、主催者らによるテープカットが行われた。
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