水戸芸術祭が開幕 8部門に470点展示
茨城新聞
2022年5月31日
第53回水戸市芸術祭の美術展覧会が31日、開幕した。
美術展覧会は計8部門を2期に分けて開催。第1期は6月10日までで、日本画、洋画、彫刻、工芸美術を展示。第2期は同15~26日で、書、写真、デザイン、インスタレーションが並ぶ。市文化交流課によると、総展示数は8部門で計470点。
運営委員会による内覧会が29日、同市五軒町の水戸芸術館現代美術ギャラリーで開かれた。市文化振興協議会、茨城新聞社などが主催。高橋靖市長らが開幕を祝うテープカットを行い、関係者約20人が作品を熱心に鑑賞した。
高橋市長は「コロナ禍で落ち込んだ気持ちを潤す場や、クオリティーの高い作品に触れて制作へのモチベーションを高める場にしてほしい」と期待した。運営委員会の能島征二委員長は「熱意を持って制作した姿が見える作品が並ぶ。多くの市民に見てもらい、さらなる発展をしていきたい」と意欲を示した。