現代陶芸の魅力を「案内」 茨城県陶芸美術館
茨城新聞
2016年7月16日
4月に開校した県立笠間陶芸大学校の開校記念展「現代陶芸・案内(ガイド) 洗練・華麗・増殖-進化するフォルム」の開会式が15日、笠間市笠間の県陶芸美術館で開かれ、招待された子どもたちが一足先に力作を鑑賞した。同展は16日に開幕する。
会場には戦後の陶芸界をけん引した作家や新進の若手などの作品計144点が並び、現代陶芸の魅力を分かりやすく“案内”する。志野など伝統的な器のほか、2000年以降に盛んになった新しい多様なスタイルの現代陶芸作品がそろう。
地元笠間の作家作品も多く、名村実和子学芸員は「多様でいろいろな表現がある」と解説。きょう午後1時半からは出品作家と金子賢治館長によるシンポジウムが実施される。同展は9月11日まで開かれる。
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