祈りの彼岸 土手赤く 那須の蓑沢公園

下野新聞
2021年9月22日

 【那須】蓑沢の「蓑沢彼岸花公園」で、ヒガンバナが満開を迎えている。

 地元住民らでつくる「蓑沢ふるさと委員会」が約6千平方メートルの群生地を整備しており、夏の間は定期的に草刈りをしてきた。

 今月に入ってから気温が下がったため、一斉に芽を出し、10日に咲き始めた。21日は絶え間なく見物客が訪れ、黄金色の田園風景に映える赤い花に目を奪われていた。

 同委員会の五関道男(ごせきみちお)会長(62)は「開花は例年より少し早め。一気に咲いたので、土手が一面真っ赤に染まってきれい」と語った。見頃は今週いっぱい続く見込み。(問)五関会長090・2756・3670。

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