好評 60店120種類に拡大 【負けない 新型コロナ】コッペパン食べ歩き 今年も 日光で来月11、12日
【日光】テークアウトの形で地元飲食店のオリジナルコッペパンを楽しめる「にこっペパンproject(プロジェクト)」が9月11、12の両日、開かれる。2回目となる今回は対象地域が広がり、市内の計約60店舗が約120種類のコッペパンを用意する。実行委員会の福田雅晃(ふくだまさあき)会長(27)は「各店舗で新型コロナウイルス感染対策を徹底している。大半の店が予約可能なので、密にならないよう事前に計画を立てて、周遊してほしい」と呼び掛けている。
同プロジェクトは昨年、コロナの影響で打撃を受けている市内の飲食・サービス業の店舗を巡って地域の新しい魅力を発見してもらおうと、日光青年会議所(JC)が初めて企画した。各店舗や市民から好評だったため、同JCのメンバーが中心となり、新たに同委員会を設立した。今後は毎年開催していく考え。
今年は昨年の今市、日光の2地区に鬼怒川、大沢が加わり、今市から17店、日光から32店、鬼怒川から4店、大沢から6店が参加する。すし店、洋菓子店、漬物店など店舗はさまざま。那須御養卵のだし巻き卵や団子を挟んだコッペパン、日光産のトマトを使ったサルサソースと生ハムのコッペパンなど種類豊富だ。価格は100~1500円。
コッペパンは、大半の店舗が今市の大沢屋製菓の特製品を使う。白いコッペパンで長さは約15センチ。ふわふわした軽めの食感が特徴だ。
開催時間は各店舗で異なる(午前10時~午後7時)。詳細は特設ホームページ(https://nikko.coppe.elrise.co.jp)。(問)同委員会090・9977・4825。