げた箱でアート身近に 大田原の旧両郷中 30日まで作品展
下野新聞
2021年6月22日
【大田原】旧両郷中の廃校舎を活用し創作活動などを行っている市芸術文化研究所主催の「第7回ゲタ箱展」が、中野内の同校舎で30日まで開かれている。
同展は、誰もが慣れ親しんだげた箱に絵画や彫刻などを展示して来場者に自由に触ってもらい、アートを身近に感じてもらう狙い。
昨年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンライン開催としたが、今年は来場も可能とした。許可を取れば、見学者が消毒をした上で自由に作品に触れられるようにした。今回は国内外の芸術家の作品118点を展示。昨年に引き続きホームページやフェイスブックでも公開している。
日原公大(ひはらこうだい)所長(75)は「世界各国の作家による、考え方や質感の異なる作品が並んでいる。出品者の生活環境や使う素材などから生まれる表現の違いを見て楽しんでほしい」と話している。午前10時~午後4時。入場無料。(問)同研究所0287・59・0004。
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