パステルカラー、リナリア鮮やか40万本 ひたち海浜公園

茨城新聞
2021年6月4日

茨城県ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園で、約40万本のリナリアが色とりどりの花を咲かせ、来場者を楽しませている。

リナリアは北半球の温帯地域原産の一年草で、花が金魚の尻尾のように見えることから、ヒメキンギョソウ(姫金魚草)とも呼ばれている。紫やピンク、黄、白、赤色がミックスされた花畑は、水彩絵の具で書かれた絵画のような美しさ。同園によると、昨年に比べ気温が高い日が続いたため、開花は昨年より1週間ほど早いという。

千葉県銚子市から夫婦で訪れた清水由美子さん(75)は「花が風にたなびいてる姿がとでも涼しそうで、癒やされる」と笑顔で話した。同園は「梅雨入り前に楽しめる、パステルカラーでかわいい花を楽しんでほしい」と来園を呼び掛けている。見頃は10日ごろまでの見込み。

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