古代ハス、桃色の大輪が池一面 利根親水公園
茨城新聞
2020年7月9日
利根町中谷の利根親水公園で、かつて町の水田から見つかった古代ハスが、今年もピンク色の大輪の花を咲かせている。見頃は今月中旬まで。
町経済課によると、同町の古代ハスは、水田の区画整理事業の際に掘り起こされたとされる。区画整理を終えた水田にハスの葉が浮いているのを住民が発見。そのハスを持ち帰って栽培し、2001年の公園開園に合わせて移植した。古代ハスとして有名な大賀ハスとは別の独自品種として認定されているという。
公園には、古代ハスを一目見ようと連日のように来園者が訪れ、熱心に撮影する姿などが見られる。同課は「ここにしかないと思われる大輪のハスが、池一面に広がっていて圧巻だ」としている。
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