遊水地の空にふわ~り 栃木市初の「熱気球day」 家族連れら16組 係留飛行

下野新聞
2021年5月17日

 【栃木】市藤岡渡良瀬運動公園で16日、熱気球の係留飛行体験が行われた。毎月第3日曜日を「わたらせ熱気球day」とする市のイベントで、本年度スタート。4月は強風で中止になったため、この日が初日となった。

 運営は市熱気球クラブが担当した。イチゴ柄の熱気球と、同クラブメンバーと交流のある熱気球日本チャンピオン藤田雄大(ふじたゆうだい)さん(野木町出身)提供の熊本県PRキャラクター「くまモン」の熱気球が登場。午前6時40分ごろから、計16組の家族連れらを交代で乗せて浮かび上がった。

 風が強くなり1時間ほどで中止となったが、搭乗客は地上20~30メートルから渡良瀬遊水地のヨシ原などを眺めて楽しんだ。

 搭乗した境町、会社員藤田恵(ふじためぐみ)さん(31)は「思ったより高く足がすくんだが、空から見た遊水地の景色はすごかった」と話した。

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