陶器と抽象画のコラボ 小山で来月3日から 宇佐美さん(宇都宮)、木城さん(大田原)2人展

下野新聞
2021年3月29日

 宇都宮市在住の陶芸家宇佐美成治(うさみせいじ)さんと大田原市在住の画家木城圭美(きしろたまみ)さんの2人展が4月3~11日、小山市のたから園現代工芸で開かれる。光と影を意識した「彩泥透光紋大鉢」など約160点が並ぶ。

 宇佐美さん、木城さんの2人展は今回が3回目。色化粧土を重ねる独自の「彩泥」技法を用いた宇佐美さんの陶器と、明るく色彩豊かな木城さんの抽象画は相性がいいという。

 宇佐美さんは名古屋市生まれ。武蔵野美術大を卒業後、家電製品のデザインに携わり、2015年宇都宮市に築窯。日本伝統工芸展日本工芸会長賞など受賞歴多数。今回は受賞作を含めテーブルウェアなど約150点を出品する。

 木城さんは三重県出身。愛知県立芸術大で学び、大黒屋現代アート公募展入選。水をイメージさせるような「時っ風」など油彩、アクリル絵の具の抽象画を15点出品し、「自然体で見てほしい」と話している。

 (問)同ギャラリー0285・23・6966。

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