野外の生き物20種展示 大田原 水遊園が春の企画展

下野新聞
2021年3月23日

【大田原】佐良土の県なかがわ水遊園は、春の企画展「わくわくキャンプ~探してみよう!身近な生き物~」をおもしろ魚館で開いている。展示では緑豊かなキャンプ場などが表され、来園者はアウトドア気分を味わっている。

気候の良い時節を前に、新型コロナウイルス禍でも楽しみやすい外遊びを提案しようと企画した。同館1階全体を会場に、サップやカヤック、キャンプなど多様なアウトドア用品100点以上を、常設水槽と組み合わせて紹介している。

併せて、野外で観察できる生き物20種約30点を展示。会場の中心には日本産ナマズ全4種が並び、そのうち「タニガワナマズ」は、同館によると水族館での展示は初めて。

21日に小山市から家族3人で訪れた主婦ガンツマン知子(ともこ)さん(36)は「昨年県内に引っ越したので、栃木の自然をアウトドアで楽しんでみたい。展示はとても参考になった」と話した。

5月9日まで。4月17、18の両日は、20種の野外活動を気軽に体験できる「アウトドアフェス」が行われる。(問)同園0287・98・3055。

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