羊が主役に昇格 グリーン牧場シンボルマーク 渋川

上毛新聞
2016年12月30日

伊香保グリーン牧場(渋川市金井)は、看板やパンフレットなどで使うシンボルマークを、これまでのメインキャラクターだった「牛」から「羊」に順次切り替える。牛の乳搾り体験を11月で終了したのに伴い、サブキャラクターだった羊を牧場の顔に昇格する。
牛は形を変えながら30年以上、シンボルマークに使ってきた。羊をメインにした新しいパンフレットは、年明け早々にも配布を始める。牧場前の大看板は2月中に建て替える予定。道沿いの案内看板は数が多いため、変更に時間が掛かるという。
同牧場は1970年の開業からしばらくは、西部開拓時代をイメージしたショーが人気で牛が主役だった。近年は羊のショーが中心になったこともあり、アニマルウェルフェア(動物福祉)の観点から乳搾り体験を止めた。
現在、羊約300頭に対して、牛は乳牛2頭が引退して子牛4頭が残るのみだという。今後は名実ともに主役の座に就いた羊を、牧場のメインキャラクターとしてアピールしていく。

【写真】これまでメインだった牛のマーク(左)と新たに牧場の顔となった羊のマーク(右)

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