氷下の中で“駆け引き” 赤城大沼でワカサギ釣りが解禁 

上毛新聞
2021年1月13日

 群馬県の赤城大沼(前橋市富士見町)の氷上ワカサギ釣りが11日に解禁され、晴天の下、訪れた500人ほどの釣り人が氷の下での“駆け引き”を楽しんだ。上司と2人で訪れたという竹内祐二郎さん(27)=片品村=は「釣ったワカサギを天ぷらにして食べるのが楽しみ」と笑顔を見せ、当たりを待った。

 この日解禁となったのは大洞、沼尻の両地区。赤城大沼漁業協同組合の青木泰孝組合長(71)は「昨年は暖冬のため解禁が10日ほど遅れたが、今年は順調。来週には他の地区も解禁になるかもしれない」と期待する。氷上ワカサギ釣りは3月末まで楽しめる見込み。