開業120周年、ヘッドマークで祝福 関東鉄道竜ケ崎線 高校生パネル展も

茨城新聞
2020年8月15日

龍ケ崎市内を走る関東鉄道竜ケ崎線は14日、開業120周年を迎え、竜ケ崎駅で同日、記念式典があった。同社をはじめ国土交通省や県、市から約40人の関係者が出席し、節目の年を祝った。車両先頭に装着するヘッドマークがお披露目され、ファンらが出発を見守った。

ヘッドマークは、かつて運行されていた蒸気機関車や現役の車両を描き、120年の歩みを表現した。市や県立高校でつくる協議会は、発展を祈願し大漁旗を贈った。関東鉄道の松上英一郎社長は「引き続き、魅力ある路線づくりに取り組みたい。ご利用を切にお願いする」とあいさつした。

改装された駅トイレの供用も開始。駅待合室には新しく展示スペースが設けられ、県立竜ケ崎二高の生徒によるパネル展がスタートした。

同線は1900年開業の龍崎鉄道が起源で、全長4・5キロに竜ケ崎、入地、佐貫の3駅がある。佐貫駅はJR常磐線龍ケ崎市駅と接続する。

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