《いばらき紀行》丘陵に描く芸術 行方
茨城新聞
2020年5月30日
広大な丘陵に張られたマルチシートが、太陽に照らされて光り輝く。サツマイモの一大産地である行方市。麻生地区や小高地区などでは、畑作地帯が大きくうねり、北海道を思わせるような景観が広がる。苗を植え付ける今の時季、畑に作られた畝は黒色のマルチシートに包まれ、一面に幾何学模様が浮かび上がる。夕方の低い光線を受けたシートはキラキラと光る。その光景はいわば、農家と自然とが丘陵に描いた芸術作品のようだ。シートからは苗が等間隔に顔を出し、実りの秋まで育ち続ける。
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