上州の日本遺産発信 県がサイト「きぬ旅」開設

上毛新聞
2020年4月10日

 日本遺産「かかあ天下―ぐんまの絹物語―」と周辺地域の魅力や価値を知ってもらおうと、県は専用サイト「きぬ旅」を開設した。本県在住モデルや会員制交流サイト(SNS)で影響力があるインフルエンサーたちが地域を旅した際のコラムや写真を掲載している。

 紹介する地域は日本遺産がある桐生、甘楽、中之条、片品の4市町村。それぞれ「女子旅」「カップル旅」「親子旅」の三つのプランを設け、本県在住モデルの横塚沙弥加さんやインフルエンサーとして活動する県民が、日本遺産の構成文化財や周辺の飲食店、インスタ映えスポットなどを巡り、地域の魅力を伝えている。

 サイトの開設に合わせ、写真共有アプリ「インスタグラム」の公式アカウントも開設した。写真にハッシュタグ「#ぐんまきぬ旅」を付けて投稿することができる。県は「周遊の参考にして、積極的に投稿してほしい」としている。

 サイトのURLはhttps://worldheritage.pref.gunma.jp/kinutabi/。問い合わせは県歴史文化遺産室(027-226-2326)へ。

【写真説明】専用サイト「きぬ旅」(群馬県提供)