桐生織ポーチ 五輪公式商品に 丸中が製造

上毛新聞
2020年6月30日

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は18日、全国の伝統工芸品事業者と組んで大会公式商品を制作する「伝統工芸品コレクション」に、桐生織のポーチ=写真=を加えたと発表した。25日からオフィシャルオンラインショップなどで販売する。

 ポーチは丸中(桐生市元宿町)が製造する。咲き誇るサクラを織りで表現し、大会エンブレムをあしらった。高さ10センチ、幅23.5センチ、奥行き6.5センチで、化粧ポーチや小物入れとして使える。5500円(税別)。

 大会を機に日本の伝統文化や技術を国内外に発信しようと伝統工芸品を商品化している。今回発表分を含め、39都道府県86品目259商品となった。県内では高崎だるまの4商品に続き、2品目5商品目。