榛名湖畔や神社 参道にWi-Fi 高崎市が外国人誘客で

上毛新聞
2019年12月25日

 観光誘客につなげるため、高崎市は同市榛名山町の榛名神社参道と榛名湖周辺に公衆無線LANサービス「Wi―Fi(ワイファイ)」を整備した。災害発生時には利用手続き不要でインターネットに接続できるようにし、訪日外国人客(インバウンド)の受け入れ態勢を整える。

 アクセスポイントを設置したのは榛名神社参道の土産店「門前仲まち」、榛名湖畔の同市消防団榛名方面第一分団、旧湖畔亭、県立榛名公園内「榛名湖ゴーカート場」の計4カ所。

 スマートフォンやタブレット端末で「Takasaki Free Wi-Fi」を選び、初回にメールアドレスを登録すると1回1時間のサービスを回数無制限で利用できる。日本語、英語、中国語(簡・繁体)、韓国語に対応。震度4以上の地震や特別警報が発令された際はアドレス登録なしで接続できる。

 整備費は約800万円。市は「外国人観光客が災害時に情報収集でき、SNSへの投稿による地域振興も期待できる」としている。