栄養バランスばっちり! たっぷり野菜で健康に①

上毛新聞
2019年7月9日

 健康志向の高まりを受け、野菜を積極的に食材に取り入れる飲食店が増えてきた。季節に合わせた野菜や無農薬野菜を使った定食、保健師、管理栄養士と開発した「健康増進」メニューもある。味や見栄えにもこだわっていて、野菜が苦手な人でも気軽に楽しめそう。

【農かふぇ Rice(太田市南矢島町30―1) 代表 長尾浩美さん(49)】
◎一汁三菜定食 酵素玄米もっちりと
 自家栽培の無農薬野菜を主に使ったヘルシーな料理を提供しています。メニューは「酵素玄米キッシュのランチセット」(1200円)、「季節のカレーセット」(同)、「一汁三菜定食」(1300円)の3種があります。

 一番人気の定食は、酵素玄米、スープ、週替わりの主菜と副菜、デザート、ドリンクがセットになっています。副菜は、野菜をはじめ、キノコや海藻を使った白あえやナムルなど12種の中から7種ほど付きます。野菜そのものの味を生かすため味付けはシンプルにし、薄味に仕上げています。小豆を入れた酵素玄米は、もっちりとした食感が好評です。

 毎朝焼き上げる無添加のパンと、マフィンやスコーンなどの焼き菓子もあります。

【営業時間】午前11時半~午後4時(売り切れ次第終了)。土、日、月曜定休。☎0276-51-5118。

【暮六つらーめん俱楽部Ⅱ(みどり市大間々町大間々1883ー1) 店主 古川千加志さん(63)】
◎野菜盛りのみそオロチョンらーめん 「すっぱ辛い」味人気
 アイヌ語で「勇敢な」の意味をもつ、ラーメン「オロチョン」は「すっぱ辛い」味が人気の看板メニュー。キャベツ、白菜、ニンジン、ニラなど8種類の野菜が入った「野菜盛りのみそオロチョンらーめん」(1050円)や、しょうゆ味の「野菜盛りのオロチョンらーめん」(950円)は食べ応えある。てんこ盛り野菜の量が半分サイズのオロチョンらーめんは、200円引きになります。

 素材や調理方法はオリジナルにこだわっており、スープは豚、鶏、サバ、煮干しの合わせスープを使用。遠方からのお客さんに楽しんでもらうため、手打ちの普通麺だけでなく、ラーメン用の「ひもかわ麺」も提供しています。

 趣味でギターもやっており、毎週土曜日の午後9時15分からは、ポップスやラテン音楽の弾き語りも披露しています。気軽に足を運んでください。

【営業時間】午前11時半~午後2時半、午後6時~9時半。月曜、第3火曜定休(月曜が祝日の場合は火曜定休)。☎0277-72-0777。

【レストラン ラベイユ(桐生市相生町1―277) 店主 三田知弥さん(36)】
◎ハンガーステーキマスタードソース 季節の10種を添えて
 約10種類の季節の野菜をたっぷり添えた人気のランチメニュー「ハンガーステーキマスタードソース」(1620円。サラダ、ライスかパン、スープかデザート、ドリンク付き)を紹介します。

 野菜は、自家栽培のズッキーニや県産のトウモロコシ、プチトマト、キャベツなどを使用し、オーブンで焼いています。素材の味を生かしたいので調味料は塩、オリーブオイルのみです。スープの種類は、カリフラワーやジャガイモなどを週替わりで提供しています。

 ハンガーステーキは、臭みがなく食べやすい、アメリカ産牛肉のハラミの部分をミディアムレアに焼いて仕上げた一品。牛肉の軟らかさを存分に味わえ、生クリームと2種類のマスタードを加えたデミグラスソースが食欲をそそります。

 「パスタプレート」(1320円)と「おまかせプレート」(同)もお薦めメニューです。

【営業時間】午前11時~午後3時半、午後5時半~9時半。月曜のみ午前11時~午後2時。各閉店1時間前ラストオーダー。火曜定休。☎0277-53-5575。