菜の花ジェラート完成 大田原・道の駅与一の郷 サミット盛り上げへ

下野新聞
2019年4月11日

 【大田原】27、28の両日、市内で開かれる本県初開催の「全国菜の花サミット」を前に、南金丸の道の駅那須与一の郷は「菜の花はちみつジェラート~かんぴょう入り」を開発した。菜の花の蜂蜜を本県特産のかんぴょうに染み込ませ、風味と食感が同時に楽しめる。14日の同道の駅15周年イベントから販売し、サミット盛り上げに一役買う。

 同サミットは「資源循環型の地域社会づくり」を目指す全国の自治体や市民が一堂に会する。同道の駅は、開催に合わせて「全国どこにもないジェラートを」と開発に取り掛かった。

 地元産にこだわって菜の花蜂蜜を探したが、市内にないため千葉県産を使用。市内の農家が作ったかんぴょうを細かく刻んで一緒に煮込み、香りを出した。ミルクジェラートに練り込まれたかんぴょうは適度な歯応えがあり、最後に蜂蜜の風味が口の中に広がる。

 同道の駅は「ジェラートYoichi」として「大田原ブランド」の一つに初認定されたばかり。郡司早苗(ぐんじさなえ)支配人(47)は「菜の花の活用法と全国一のかんぴょうを県内外にアピールできれば」と話した。税込み330円。

 (問)同道の駅0287・23・8641。