舞男の技に歓声 龍ケ崎

茨城新聞
2018年7月30日

アマガエルの姿に扮(ふん)した2人の「舞男」が高さ14メートルの柱の上で逆立ちなどの技を披露する龍ケ崎市の奇祭「撞舞(つくまい)」が29日、同市の撞舞通りで行われた。観客は繰り広げられる技を固唾(かたず)をのんで見守り、歓声や拍手を送った。

撞舞は国選択・県指定無形民俗文化財で、400年以上の歴史があるとされる。雨乞いや五穀豊穣(ほうじょう)、疫病よけを願い、これまで受け継がれてきた。

舞男は昨年と同様に、牛久市、とび職、谷本仁さん(49)と龍ケ崎市、同、大石浩司さん(35)が務めた。2人は同日午後6時20分すぎ、緑色のたっつけはかまにカエルの面をかぶって登場。笛や太鼓のはやしに合わせて柱を登り、柱の頂上で弓矢を放ったり、逆立ちしたりした。

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