長さ競う「一番竿」 古河で来月まつり 15団体持ち込み

茨城新聞
2015年11月26日

古河市を代表する伝統の奇祭「古河提灯竿(ちょうちんさお)もみまつり」(市観光協会主催)が12月に開かれるのに先立ち、竹の長さを競う「一番竿」が、JR古河駅西口前の同まつり会場に設置され、祭りに向けた街のムードを盛り上げている。
一番竿は、参加団体が今年採取した竹の長さを競い合うもの。竿を持ち込んだ15団体のうち、最も長かったのは六小連(古河六小子ども会育成連絡協議会)の21.89メートル。2位が横山町の21.70メートル、3位が互助会(市職員互助会)の21.46メートルだった。一番竿15本の先にはちょうちんが付けられ、電灯がともされた。
今年は、旧総和地区の子ども会育成連絡協議会でつくる「第二支部」が加わり、計19団体が参加する。同まつり実行委員長の斎藤満さん(78)は「良い汗をかいて良い竿を取ってくれた」とし「今年は燃えている。素晴らしいお祭りになる」と話した。
同まつりでは、長さ約20メートルの竹竿の先にちょうちんを付けて、体をぶつけ合い、ともしびを消し合う。12月5日午後4時20分、子どもパレード出発。同5時から開会式。問い合わせは市観光協会(電)0280(91)1811。

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