「千姫さま」 見物客魅了 常総でまつり

茨城新聞
2018年4月9日

徳川家康の孫娘、千姫ゆかりの常総市で8日、「千姫まつり」(市観光物産協会など主催)が開かれた。祭りのフィナレーを飾る時代行列では、華やかな着物を着た「千姫さま」など、時代衣装に身を包んだ約50人が水海道宝町の商店街を練り歩き、沿道の見物客を魅了した。

千姫まつりは今年で18回目。行列では、侍女や女武者、少女なぎなた隊役の市民が千姫さまにお供。千姫役は市の観光大使3人が務め、朱色に塗られた車に乗車し、沿道に集まった市民に笑顔で手を振った。

千姫さまの一人、羽富愛さん(23)は「歴代観光大使が務める大役で、身が引き締まる思いだった。常総の歴史を感じてもらえた1日になったのでは」と話していた。

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