迫力ある火縄銃 砲術演武に喚声 下妻・多賀谷時代まつり
茨城新聞
2018年4月9日
下妻市を拠点に勢力を誇った戦国武将・多賀谷氏をしのぶ、第12回多賀谷時代まつり(同実行委員会主催)が8日、同市本城町の多賀谷城跡公園で開かれ、大勢の見物客が見守る中、砲術演武や万燈神輿(みこし)などが勇壮に披露された。
まつりでは、甲冑(かっちゅう)姿で登場した川越藩火縄銃鉄砲隊保存会(埼玉県川越市)の隊員が火縄銃を使い演武。「ドーン」という発砲音に見物客から驚きの喚声が上がった。さらに武者大名行列や万燈神輿などが公園の周りを練り歩き、特設ステージでは県立下妻一高「爲櫻應援團」による演武も披露され、祭りに華を添えた。
八千代町東蕗田の74歳と66歳の夫婦は、火縄銃の演武に「迫力があった。めったに見られないからよかった」と話した。
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