勇壮に砲術演武、多賀谷時代まつり 下妻
茨城新聞
2017年4月10日
戦国時代の一こまを再現する下妻市の「多賀谷時代まつり」が9日、同市本城町の多賀谷城跡公園で開かれ、雨の中多くの見物客が訪れた。
同まつりは、約500年前に下妻一帯を治めた多賀谷重経氏に焦点を当て、下妻の歴史と文化の再発見や市の観光振興などを目的に開催。市民らが組織する多賀谷時代まつり実行委員会が主催し、今回が11回目。
この日は、埼玉県川越市から川越藩の火縄銃を伝承する「同藩火縄銃鉄砲隊保存会」も参加。降りしきる雨の中、空に向け、指揮官の合図でメンバーが次々と大空に向け火縄銃を放つ砲術演武を披露した。見物客らは「バーン」という大きな音に驚きながらも、その迫力に大きな拍手を送っていた。
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