100年ぶり祭礼行列、ルート決まる 水戸城址復興事業実行委 4月30、5月1日に協働イベント
茨城新聞
2021年3月29日
水戸市三の丸地区を中心に4月30日夜と5月1日に開かれる市民協働イベント「古(いにしえ)の水戸城址復興祈念事業」第3回実行委員会(渡辺政明委員長)が28日、同市宮町の水戸東照宮(宮本章宮司)で開かれた。約110人が出席。三つのイベント・祭事の詳細が報告された。
創建400年を迎える東照宮は5月1日、100年ぶりの祭礼行列を行う。午前10時ごろにスタートし、水戸駅前を通り、県立水戸三高下の坂を本城橋まで上り切って整列。馬や牛、人力車を含め約270人で大手門を抜け、法務局前を通って三の丸庁舎広場に入る。午後は約300人で2時ごろ出発。銀杏坂を下って東照宮に帰る。
前夜祭の「水戸城大手門ライブ」は水戸大手門広場で4月30日午後4時半から。水府提灯(ちょうちん)の明かりとステージショーを行う。「コロナを乗り越えて 復興祈念イベント」は5月1日午前10時から県三の丸庁舎ふれあい広場で。同地区のほとんどの学校がステージに出演。会場には協賛企業のPRや飲食・物販のブースが並ぶ。
渡辺委員長は「いよいよあと1カ月。心を一つにしてイベント、祭礼行列を行いたい」と語った。
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