人馬一体、心射抜く 鹿島神宮で流鏑馬神事
茨城新聞
2017年5月2日
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鹿嶋市宮中の鹿島神宮で1日、天下太平を願う伝統の流鏑馬(やぶさめ)神事が行われた。雨が降る悪天候の中、巨木に囲まれた奥参道を疾走する馬から射手が的に矢を次々に放った。見事に的中すると大勢の見物客が歓声を上げ、拍手を送った。
神事は毎年5月1日にあり、五穀豊穣(ほうじょう)を祈念した御田植祭の後に行っている。倭式(わしき)騎馬会(東京)の男女の射手7人が、全長約220メートルの特設馬場に設置された三つの的をめがけ、馬上でバランスを取りながら弓を引く人馬一体の妙技を披露した。
親子3人で訪れた東京都大田区の男性(36)は「初めて見てすごいと思った。迫力があった」と話した。
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