勇壮、武者行列 まち練り歩く 坂東・岩井将門まつり

茨城新聞
2017年11月13日

勇壮な武者行列が見どころの「岩井将門まつり」が12日、坂東市岩井の岩井商店街で開かれた。市民らが扮(ふん)する武者約100人が戦国絵巻さながらに会場を練り歩き、訪れた大勢の観光客の目を楽しませた。

平安時代の武将、平将門の勇姿を現代によみがえらせようと始まり、44回目。将門ゆかりの国王神社(同市岩井)で戦勝祈願の儀式が行われた後、筑波銀行岩井支店駐車場に特設されたスペースで地元高校生らが弓道演武。時代劇のような殺陣の演武もあり、観客から歓声が沸いた。

将門由来の相馬野馬追騎馬隊(国指定重要無形民俗文化財)も福島県南相馬市から参加した。県指定無形民俗文化財の神田ばやしの音色が会場を盛り上げ、山車の引き手を務めた市立岩井二小、小島翔己君(8)は「縄を引くのは重かったけど、楽しかった」と話した。

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