猫の妖精「かすみがうにゃ」 公式キャラ決定 かすみがうら市

茨城新聞
2019年2月14日

かすみがうら市は、市のPRに使う公式キャラクターを決めた。一般公募し、集まった作品を市民の人気投票を経て選んだ。「猫の妖精」という設定のキャラクターにし、名前は「かすみがうにゃ」。市の備品などに使うほか、着ぐるみも作って「ゆるきゃら」として催事や広報で活用する。

「かすみがうにゃ」は、猫をモチーフに、霞ケ浦の水の青をイメージした帽子をかぶり、耳の形は帆引き船を模した。服には市特産品のナシや巨峰、イチゴといった果物の絵柄を入れた。背中には妖精の羽根として町の花アジサイの形にした。誕生日は12月25日。好きな食べ物は果物で、趣味はサイクリングや果物狩り、釣り。性格は明るく、「とにかく元気」だという。

原案は静岡県三島市のグラフィックデザイナー、高柳順子さん(45)が手掛けた。市は昨年9月に公募し、全国から96作品が寄せられ、選考委員会で11作品に絞った後、市民の人気投票にかけた。かすみがうにゃは421票のうち146票を取り、2位の73票を引き離し、1位となった。

市は公式キャラクター制定記念として17日まで、クイズの解答者に景品を贈るキャンペーンを行っている。

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