水府提灯作りに汗 水戸
茨城新聞
2018年6月5日
水戸市の伝統工芸品「水府提灯(ちょうちん)」の生産がピークを迎えている。創業約150年の老舗、鈴木茂兵衛商店(同市袴塚、鈴木隆太郎社長)では、夏祭りやお盆に向け、職人たちが連日工房で作業に汗を流している。
水府提灯は江戸期に水戸藩の殖産興業で生まれ、水戸の別称「水府」を名に冠する。長年培われた伝統技法を駆使し丈夫さが特徴。凹凸のある表面に文字や家紋を書く緻密な作業は、熟練のなせる技だ。
この道35年の職人、武政賢次さん(62)は「お客さんから『いい提灯だ』と言ってもらえることが何よりもうれしく、励み」と笑顔で汗を拭った。繁忙期は8月中旬まで続く。
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