霞ケ浦、新造帆引き船お披露目 土浦市

茨城新聞
2017年7月19日

霞ケ浦の観光帆引き船1隻が新造され、18日、土浦市の関係者にお披露目された。約40人を乗せた見学船が土浦港を出港し、勇壮に帆を広げた帆引き船の近くを周回した。

帆引き船「水郷丸Ⅱ」は、木造船「水郷」が老朽化したため、市が新造した。FRP(繊維強化プラスチック)製で、船体の長さ12・2メートル、幅2・3メートル。造船費1954万円は、国の補助金を活用した。

地元漁協が運航する帆引き船が帆を揚げると、真っ白な帆が風を受けて広がった。関係者はカメラに収めようと盛んにシャッターを切った。

市は21日から10月15日の土日祝日の午後に帆引き船を操業する。

一方、かすみがうら市では23日に操業開始し、11月26日までの日曜に志戸崎漁港から出港。行方市では9月2日から操業する。

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