霞ケ浦の風物詩 沖に浮かぶ帆引き船 土浦、かすみがうら、行方 操業開始
茨城新聞
2018年7月22日
霞ケ浦の風物詩、観光帆引き船が今季の操業を始めた。土浦市、かすみがうら市、行方市の3市で帆引き船見学が行われる。土浦市での操業初日となる21日、観光客を乗せた見学船が土浦港を出発、霞ケ浦沖に浮かぶ観光帆引き船2隻の近くを周回した。
見学船が帆引き船に近づくと、乗客は風を受けて膨らむ帆を写真に収めようと、何度もカメラのシャッターを切った。帆引き船まで数十メートルの距離に迫る場面もあり、船上で作業する人たちの姿を間近で見ることができた。
東京都から訪れた菅野雪朗さん(79)は「(帆引き船は)初めて見た。貴重なものを見られて感無量」と話した。
土浦市では、10月14日までの土日祝日に観光帆引き船を操業する。かすみがうら市では、11月25日までの毎週日曜に操業。行方市は、9月1日~12月2日までの土日に操業する。
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